2011年5月アーカイブ

去年までは結構書く機会があったけど、今年はサッパリダメだなぁ...

大人になると時間が流れるのが早い。という話をしたことがある。
多分20代中盤辺りから先の年代の方は大いに頷いて頂けると思うこの感覚だけども、
何故こういう事になるのか少し書いてみようかなぁ。

多分誰しも子供の時は、「時間が足りない」とか「人生は有限である」だとか思ったことは無いと思う。
これは何故こう思うのかと言うと...あくまで自分の予想だけれども、子供の時には自分の人生を全部振り返っても老人の年齢にすらならないので、想起不能なんだろうと思う。
10歳の子が想起できる過去は最大でも10年。そのうち幼少時は覚えていないだろうから多くても7-8年くらいかな。だから、10歳から思い出せる8年を足しても20代にもならない。子供にとって、人生は無限の長さなのだ。
それが、20歳になると15年くらい思い出せる。20歳に15歳を加えて35歳になってもまだまだ余裕だ。30歳になるとどうだろう?55歳くらいまでは見えてくる。そろそろ人生色々本気で考えるのもこの時期だよね。ほとんどぴったり一致するんだコレが。

予定や計画があると時の流れはとても速く感じるようになる。
明日の予定は?→朝起きて、ご飯を食べて仕事にいく。帰ってきて晩ご飯とお風呂に入って就寝。
休日以外はほとんどする事が決まっているのだ。このプロセスを平日Aとしよう。
このとき、一週間は「平日A*5+土曜日+日曜日」で示すことができる。社会人は13文字で表現できると考えてみる。
子供はそうは行かないのだ。
一週間のオーダーだと授業が毎日変わる事を一纏めにしたとしても
「朝起きて、ご飯を食べて学校にいく。帰ってきて自由に遊んだ後、晩ご飯とお風呂に入って就寝。」
になる。この「自由に遊んだ後」の部分が肝なのだ。これは毎日同じ事をすることは普通ありえないので、社会人のように平日A*5と記すことができない。A-Eを月-金と置き換えると一週間は、平日*5(授業)+(遊び月+遊び火+遊び水+遊び木+遊び金)+土曜日+日曜日となる。35文字。3倍近いメモリーを使うことになる。

コレを「何をしていたのか(想起できる記憶)」を主眼におく場合、記憶量としても単に計算式で見たとしても、
社会人の「平日A*5+土曜日+日曜日」の方が圧倒的に少ない容量で保存できる。
仕事のルーチンが劇的に変わるのは部署が変わったり転職したりしない限りはそれほど大きな変化はないので、そうなると余計に毎日が速く感じるようになるのだ。

故に、人生の残り時間も無限に感じ、毎日の密度も圧縮率が悪い子供の方が毎日が長く感じるのは当たり前のことなんじゃないかなぁ...


......なんて考えているうちにこの話は既に終わっていた。
「とても展開が速い!」と思った自分は、既に違う時間の流れに居たのだった。
関心の対象が有限の場合は、関心を消化するのが速ければ速いほど新しいこと(すなわち時間が流れるのが遅く感じる時間)が減っていく。
大人は選択する生き物で、子供は経験・体験する生き物なのかもしれない。

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